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 春季大会でベスト16に進出し、シード校を勝ち
取って西東京大会に臨んだ。雨のため日程が
狂ったが昭和の日程は1日伸びただけですんだ。
しかし、勝ち抜くと3連戦になることはやはりハード
な戦いだ。
 地元の新聞が写真を撮りに来た。部員数80名。
全員が昭島球場で撮った写真。すごい人数だ。
きたさん紀行
野球大好き!
 シード校なので2回戦からの登場。八王子球場で小川高校を3安打
完封した町田工業。思ったよりもまとまったいいチームだ。
 初回に先制したものの追いつかれたが、4点を取って確実に勝利を
ものにできると思いきや3点を取られなおも2死2,3塁の場面で救援が
しっかり抑え、最後はエースが締めた。代打が貴重な追加点につながる
2塁打をうち、苦しいながらも初戦を勝ち抜いた。
昭和高校硬式野球部 西東京大会2007
 3回戦は、2試合連続5回コールドで勝ち上がってきた国分寺高校。
昔は強豪として位置されていた都立高校だ。
 場所は上柚木球場に移った。平日にもかかわらず多くの観客が
球場に詰めかけた。
 試合は初回に相手のライト前ヒットでの2塁走者を本塁寸前で刺し、
流れは一気昭和へ。
 先制したあと、相手のミスにも乗じて得点を加え、M森のとてつもない
打球が左中間を抜け、7回コールド7−0で国分寺高校をねじ伏せた。
 4回戦は連戦になった。相手はこの大会神がかっている実践学園。
1回戦で日大二高を9回に4点差をひっくり返し、2回戦では秋季大会
準優勝好投手塙くんを擁する桜美林を破り、昨日目の前で延長戦で
八王子実践高校を破って勝ち上がってきている。不思議な力がある。
 試合は、4回に2死無走者から失策が絡み3失点。苦しい展開となった。
 しかし、6回裏に相手の暴投や失策がからんで4点をもぎ取り逆転。
 エースがそのまま締めるかと思ったが実践学園はやはり何かがある。
8回に同点に追いつかれ、9回にはライトがダイビングキャッチを試みたが
一歩及ばずついに逆転された。4−5。残す攻撃は9回裏のみとなった。
 そして、迎えた9回裏4番が四球ででた。バントの場面だが5番は強攻し、
レフトへ運んだ。無死1,2塁となった。ここでもバントの場面にもかかわらず
6番M森にも強攻策。ここで決めなければ打順的にも厳しくなるからだ。
 そして、2−1と追い込まれた4球目。スライダーを打った打球は左中間の
最も深いフェンスを越える大ホームラン。サヨナラ逆転スリーランホームランだ。
 喚起のベンチとスタンド。これでベスト8進出。流れは昭和にありという感じだ。
 いよいよ神宮球場だ。そして、宿敵日大三高との対戦となった。
 いよいよ神宮球場に帰ってきた。個人的には昨年の開幕戦以来となる。
T監督や選手たちに連れてきてもらった。本当に嬉しい。
 そして相手は昭和の前に立ちはだかる日大三高という大きな壁だ。
7年間で5度目の対決。昨年の早実を含めると昭和に勝った高校が
すべて甲子園に出場している。今度は昭和が出る番だ。
 スタンドには多くの応援の人たちが集まった。昭和の応援帽子の色
はオレンジ。一塁側はオレンジで染まっている。
 先発は、故障から立ち直ったM木くん。春季大会の好投をすれば
日大三高にも十分通じるはずだ。思いを込めて監督が送り出した。
 試合は思わぬ展開になった。M木くんが思わぬ乱調。3回で7四死球。
守備も乱れた。4回からT中くんに変わったが流れが持って来られない。
 5回途中であれだけ練習した挟殺プレーのミスが連続してでた。4回、
5回で6失点。ついに5回で10点を失った。信じられない状況。
 あっという間に5回の攻撃も終わり、5回コールドで敗戦。
 待たされたあとは5日で4試合というハードな日程。やはりきつかった。
そして、日大三高はまたしても昭和の前に立ちはだかった。大きな厚い
壁だ。力を出せなかったことが悔しい。しかし、これも大会だと思う。
 いつもの力を出せなくなるのが夏の大会なのだ。これに勝つために
一年間努力しているのだ。
 ベスト8に進出したことの感動もないままあっという間の5日間だった。
シード校がバタバタと敗戦する中でしっかり勝ち抜いた昭和は確実に
力をつけていることがわかる。苦しくても勝つ。これが強い学校なのだ。
 今年も日大三高に道を阻まれた。越えなくてはいけない大きな壁。
これを越えるためにまた頑張っていかなければならない。
 監督と選手たちは本当に素晴らしいと思う。この環境の中で過ごす
ことができていることはいい経験になっている。
 この昭和の伝統をしっかり守ってさらに発展し、甲子園を目指して
頑張っていきたい!
 
試合後の3年生集合写真