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 理科教育振興法が制定されて今年で50周年。議員立法でできた法案が
これほど続いているのはすごいことだそうだ。皇太子殿下がお見えになった
ことからもその重大さがわかる。
 お台場にある毛利衛さんが館長を務める日本科学未来館で50周年の
記念式典・祝賀会が催された。
 式典は2時からなのだが、スタッフは雪が舞い散るなか10時集合。
綿密な打ち合わせが行われた。私は文部科学省の方の控室の警備担当。
 有馬朗人元文部大臣
 そのあとに祝賀会が行われた。日本科学未来館の館長毛利衛さんの話。
元文部大臣の有馬朗人さん、藤井裕久衆議院議員、谷川和穂元法務大臣から
祝辞が述べられ、式典で表彰された94歳の奥出政清顧問が乾杯の音頭を取られ
盛大な祝賀会となった。
 式典中は、警備のため会場のみらいCANホールに入ることはできなかったが、
ノーベル化学賞の白川英樹先生の講演会には何とか参加できた。
 「次世代の人材を育てる・教えることと学ぶこと」と題して講演が行われた。
子供たちに童心を持ち続けさせることが保護者・指導者の務めである。
 子供たちに教えることで自分たちが学んでいくという姿勢が大切というお話を伺った。
会場には、ノーベル物理学賞の小柴先生もいらっしゃっていた。
 昨年末に急死された坂田道太元文部大臣の功績をたたえ、黙祷も行われた。
 ミーハーの私は、もちろん
毛利さんと写真を取りました。
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きたさん紀行
 朝から夜までの長い一日。お開きとなったあとの日本科学未来館と
お台場、フジテレビ方面の夜景。
 ゆりかもめに乗り、レインボーブリッジを渡り、新橋から帰りの途に
つきました。報酬もなく、交通費も出ない記念会のお手伝い。お金に換えがたい
経験をさせて頂いたと思っています。
 有馬元文部大臣からの言葉にあったようにどれだけこの科学立国日本を
支えていく子供たちを育てることができるのか、私たち理科の教員の使命を
痛感させられる一日でもありました。
 奥出政清日本理化学協会顧問
理科教育振興法 50周年記念会
毛利衛館長
藤井裕久衆議院議員
谷川和穂元法務大臣
祝賀会場の看板