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 今年1年のマスターズ甲子園東京大会の
締めとなる決勝戦が12月10日神宮球場で
行われた。
 夏の始めから始まった予選もついに決勝戦。
元高校球児の夢をかなえるイベントとして始ま
ったマスターズ甲子園も全国組織となり、大きく
なってきた。甲子園キャッチボールに参加しよう
としてから何年も経つが、単独チームとしてこの
日を迎えることができたのは本当にうれしい。
 神宮も昭和時代以来だ。学生野球のメッカで
プレーできることを感激しているOBもたくさんい
た。18歳から70歳までが一堂に会して野球をす
る。これまた他にはないことだ。感慨深い。 
 前日は東京にも雪が舞った。今日は寒いが快
晴。素晴らしい天気になった。

 自分の役割は外野ノック。朝の寒さが厳しかったが
約10分間のノックを楽しんだ。

  そして、1塁の守備位置へ。1本だけの内野ノックを
受けノック終了だ。

  スタンドでは、現役現役高校生が応援に駆けつけてくれた。もちろんベテランOBも多数来てくれている。  
  そして、試合が始まった。
 
きたさん紀行
2006夏の大会 開会式・開幕戦 
 

 何度も練習試合などで対戦しており手の打ちも分かっている両チーム。
試合はいつになく投手戦で始まった。3回まで両チーム無得点。
 そして、4回表新宿高校が主砲の長打で1点先制。その裏立川OBは
2氏、3塁と攻め、4番O君のセンター前ヒットで2−1と逆転。その後もつ
ないで、K君のライト前ヒットで追加点。さらに代打S君の左中間を抜け
る2塁打で5−1とリードを広げた。
 5回からは、35歳以上の対戦。すぐに2点を返され5−3となった6回
1死2,3塁から、T君が三遊間を抜くタイムリーで2点さらにH君のタイム
リーで3点奪取。8−3とリードを広げ、7回終了時に2時間経過し、その
瞬間、マスターズ立川の初優勝が決まった。
  この試合では出番はなかったが、相手チームに自分と同姓の選手が
いて電光掲示板に名前が載っている。これまた気分がいい。これまでの
試合、たとえば準決勝の安田学園戦では、前半の楽勝ムードから逆転さ
れ、ドキドキ。そして同点に追いついた後の守備で2死満塁のピンチに
ショートのH君の超ファインプレーが飛び出し、サヨナラ勝ちを演出したり
久々のドキドキ感を仲間と共有できる幸せを感じた。
  素晴らしいチームに入れてもらえ本当に楽しい1年だった。

 試合後のスタンドへのあいさつやこの大所帯をまとめあげた
N監督の胴上げも自然発生的に行われた。
 試合がは応援の方もグランドに入れることになっている。
家族もグランドに立つことができた。
 

 そのあと閉会式。行進して入場し、東京都事務局の
小平OB の会長さんから表彰状を授与される監督は
うれしそうだった。

  その模様がオーロラビジョンに映し出されるのもうれしい。
そして、最後は「栄冠は君に輝く」を全員で合唱。感激だ!

 当日の祝勝会は盛り上がった。2次会の後はあまりに盛り上がり
記憶がなくなった。無事家に帰ることができてよかった。
 この日のこの勝利でほぼ来年の甲子園が決定したのだが、
12月22日の全国の理事会で、正式に決定し、相手も熊本代表と
決まった。本当にうれしい。クリスマスプレゼントは思ったより
大きかった。実際行くとなると大変そうだが、甲子園を楽しみにし
て来年は仕事に野球に頑張ろうと思った。
 こんな機会を与えていただいたことに感謝するとともに、決勝戦
でも他校のOBのスタッフが支えてくれていることを実感した。
 本当にありがとうございました。

 
 なお、この試合のことが11日に朝日新聞に掲載された(下の記事)