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旧制の五高(現熊本大)と七高(現鹿児島大)
の交流戦を通して往年の名投手が生きる意味を
再び見いだすという映画「同窓会」の撮影がT市営
球場で行われ、エキストラとして撮影に参加した。
新聞で、観客募集の広告が出されたのを見つけ
繰り出すことになった。
大岡越前の加藤剛さん、アド街ック天国の
愛川欽也さん、エースのジョーの宍戸錠さんが
出演する映画。
たくさんの観客が集まった。
鹿児島小原節のみなさんも集まった。
応援団で踊りを披露。5月には代々木で
イベントがあるそうだ。その広告も兼ねている。
思ってもいない暑さの中の撮影。
楽しい半日でした。
公開になる日を楽しみにしたい。
野球の試合があるわけではなく撮影が行われて
いく。応援団の一員としての私たちエキストラの
役目は大きな声で応援することだ。私たちは七高
の応援団。拍手をして大きな声で応援する。
目の前で野球が行われていないのに。
ここは夏には甲子園を目指す球児たちが集まる
球場。初夏を思わせるような陽気に夏の予選を
思い出してしまった。
今度の夏もこの球場に来るのだろうか?
上の左の写真は、愛川欽也さん。足を悪くしている役。真ん中は加藤剛さん。
往年の名投手の役。主役なのだろう。右は宍戸錠さん。かっこいい三塁手だ。
映画の設定もおじいさんたちの野球なのだが、俳優さんたちもずいぶん年を
とったなあと感じた。自分が40歳後半になっているのだから当たり前なのだが。
きたさん紀行
応援団には本物の旧制五高、七高の卒業生が集まった。
校歌をみんなで歌う姿は微笑ましい。皆さん楽しんでいる。
九州から東京へ出てきた人たちだ。最年少でも75歳。
90歳を超える方もいらっしゃるということだった。
試合がなくて、それぞれのカットをとっていく。愛川欽也さんは野球をあまり
好きではないことがプレーからわかった。宍戸さんや加藤さんは結構好きそう
だった。ワンシーンずつ撮っていく。根気のいる仕事。役者もエキストラも
スタッフも。ものを作っていくことはそんなものなのだろう。
1時から始まった撮影は4時を過ぎても終わらなかった。