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 きたさんチャンネルを初めて7年あまり。
このHPのおかげでいろいろな出会いがある。
星稜高校の谷村さんとは星稜対箕島高校の
死闘を演じた選手たちの同窓会の資料を
頂いたこともあった。
 今回も私のHPを見た宮本さんからのお誘いで
第57回全国高等学校野球選手権大会に出場した
選手たちの同窓会「57甲子園会」に出席させて
頂いた。会場は横浜ランドマークタワーのある
横浜ロイヤルパークホテル50Fだ。
 どんな出会いがあるだろうか?

 
 
 50Fに着くと、左のような看板がでていた。
私の目の前を、野球殿堂入りした松永怜一
さんが通られてどきどきした。
 緊張するところだが高校野球研究会で
お世話になっている蛭間先生がいらして
気が楽になった。
 この会は、清谷知郎さんが発起人。選手ではなく土佐高校の応援団長がその代の
甲子園出場者を集めてしまおうということで始まったと聞いている。すごいパワーだ。
 今回は第4回を迎え、60名を超す方が集まった。私の左隣は長崎県諫早高校、右は
岡山東商業の方々だった。実はなんと私と同じ年代の方だった。昭和50年に高校3年
という人たちの集まりなのだ。その年の選抜の開会式を修学旅行の時に見たことなど
をお話しすることができた。
 
きたさん紀行
野球大好き
 司会は、ニッポン放送DJの斉藤安弘さん、その隣の方が清谷
さん。そのほか毎日放送の森本栄浩さんやNHKの佐塚元章さん
など報道界からも多数の方が参加している。それぞれご自身の
ブログでもこの会の様子は紹介されている。
 斉藤さんの司会進行で始まった会。まずはパネルディスカッション。
あのNHKドラマ「フルスイング」の原作者門田隆将さんと真打落語家
瀧川鯉朝さんのコーディネートで、全国優勝経験のある元広島商業監督
現如水館高校監督の迫田さんと元浜松商業監督の磯部修三さんのお話しを
聞く。門田さんの野球に関する知識の豊富さにびっくりした。
 優勝したチームより強いチームはたくさんあるが、優勝するには監督が
考える以上に選手が成長したり監督の考えを超えるプレーがなければ
ならないという言葉が印象に残った。それにしても全国優勝経験のある
監督さんにはオーラがあると感じた。今年の夏雨で2回も再試合をした
如水館高校の迫田さんの「雨に弱いんです」という言葉も印象的だった。
 
57甲子園会 2009

 そして、懇親会に移っていく。乾杯の発声はロサンゼルス五輪金メダル監督、
野球殿堂入りされた松永怜一さん。これまたオーラがある。個人的には初めて
野球指導のビデオをボーナスで買ったときの解説が松永さんだったことを思い
出した。乾杯の前に「世界に通じる野球人を育てていかなければいけない」と
いう言葉が印象に残った。

 そのあと、懇親会が始まった。私はたまたま隣になった諫早高校と
岡山東商業の皆さんとお話しさせていただいた。楽しい会となった。
 そして、会は各高校の紹介と一言の時間となった。

岡山東商業の皆さん

宮崎日南高校の皆さん

広島商業の皆さん

優勝した習志野高校の優勝投手
小川さんとサヨナラ打の下山田さん

準優勝のエース村上さんと
新居浜商業の皆さん。奥様は
チアガールだったそうだ。

長崎諫早高校の皆さん

 とりは土佐高校の皆さん。こんな大きなイベントになるとは驚きだろう。
サイクルヒットの玉川寿さん(左の写真の左端)ももちろん参加している。

 そして一次会はお開き。このあと70階の夜景の素晴らしいラウンジに
移動となった。この会のパンフレットや名札のすてきな字を書かれた
絵本作家でもある外村さんも事務局としてお忙しい。この会を紹介して
いただいた宮本さんは完全に裏方に徹していてほとんどお話しすること
ができなかった。お疲れ様です。

 2次会ではサプライズな出会いがあった。なんと隣に野球小僧のライターを
されている瀬川さんと東海大相模で原現巨人監督の1年先輩の森正敏さんが
座られた。私たちの代で知らない人はいないぐらい甲子園のアイドルでくりっと
した眼と大きな耳が印象的だった。そして、甲子園ではほとんどすべての打席で
ヒットを打っていた印象があった。その森さんが年月を経て100kgを超える巨体
になっていた。今でも野球への思いが強い方だなと感じた。
 当時の東海大相模のチーム状況や現東海大甲府監督の村中さんの逸話も
面白かった。いろいろな裏話もあり楽しい会となった。

 名残惜しいながら時間となり、解散となった。
来年は名古屋で開催予定という。
 私は参加できないと思うが、もし首都圏で開催
されるときはまたお邪魔したいと思った。
帰りがけに土佐高校の玉川さんと写真を撮らせて
いただいた。ミーハーの私にとってこの2枚の写真は
貴重なものになった。
 今回この会に出席させていただき本当に素晴らしい
出会いがあった。ありがとうございました。
 57甲子園会の益々のご発展をお祈り致します。