2005年10月の野球大好き!

野球界は大丈夫?
 お久しぶりです。もう一年も野球大好きを書いていませんでした。書きやすくするためにCGIにしたのにまったく書き込めず申し訳ありませんでした。この一年はいろいろあって掲示板と日記の更新で手一杯だったと言い訳させていただきます。

 さて、野球界はこの一年すごかったですね。一年前はストライキやオリックスと近鉄の合併や楽天の新規参入など嵐が吹き荒れましたが、楽天は97敗で終了。100敗はまぬがれたものの田尾監督は解任され野村監督が70歳で新監督となりました。仰木監督も70歳で頑張りましたが、体力的に来年度は辞退しました。いくら名将といっても高齢であることは厳しい気もしますが、野村さんの頭脳で楽天を変えて欲しいですね。

 しかし、あれだけ荒れた野球界もよく見ればまたWさんが力をもったまま。とくにセントラルリーグがひどい。阪神だけが盛り上がっていますが先日見に行った巨人ー中日戦のさめた試合を見せられると本当に心配になってしまいます。初めての高校生ドラフトでの事務局の失態もひどすぎます。その上、コミッショナーは「ついていない」発言。人の一生を左右する大切な会議をどう思っているのでしょうか。まったくわかっていない人は早くやめて野球の将来を真剣に考えている人がコミッショナーに就任して欲しいです。このままでは本当にプロ野球は終わってしまいます。

 昨年聞きに行った講演会で、サッカーの川淵三郎キャプテンと北澤豪さんの話を聞きましたがまったくレベルの違う話をされていて愕然としました。こんな素晴らしいリーダーのいるサッカーと旧態依然とした野球界では将来が明らかに違ってくると思いました。

 私は野球が好きですから、野球が盛り上がって欲しいと思います。ことしの高校野球は非常に面白かったです。素晴らしい選手が素晴らしい試合を見せることがまずは大切。それが一番のファンサービスでしょう。それができなければ、ファンばかりでなくこれからもどんどんいい選手がメジャーリーグに流出していきます。それは仕方がないことです。それだけ魅力がないということですから。

 Jリーグ元年に思った私の不安は奇跡的に、松井秀喜、イチローというスーパースターの出現で何とかなりましたが、そのふたりも今は日本球界にいません。長嶋さんも倒れた今、次のスーパースターの出現を祈るしかないのでしょうか?
(2005.10.09)

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