2004年05月の野球大好き!

ランディー・ジョンソン40歳で完全試合!
 すごいニュースが飛び込んできた。アリゾナ・ダイヤモンドバックスの左腕ランディー・ジョンソンが5月18日アトランタ・ブレーブス戦で見事21世紀初の完全試合を達成した。彼自身は1990年にノーヒットノーランは達成したことがあるが、もちろん完全試合は初めて。しかも40歳という年齢は最高齢である。

 ランディー・ジョンソンといえば、大リーグを代表する豪腕の左腕としてあまりにも有名。投球がハトに当たった事件もある。カート・シリング投手とダイヤモンドバックスのワールドシリーズチャンピオンに貢献したことも記憶に新しい。

 また、今自分の中で野球に生かせないかと考えている、小田伸午さんの二軸理論の表現者としても有名だ。日本ハムがまじめに彼を臨時コーチとして招聘し、あわよくばチームに入れてしまいたいという計画もあるという噂もある。ただし、年俸は彼一人で日本ハムの全選手の年棒と同じ学になるというから実現性は限りなく低いが。

 投球内容は、投球数117,13三振特に後半に最速158km/hを記録したというからそのすごさがわかる。

 完全試合とは、9回27人の打者一人もランナーに出さないこと。つまり、27連続アウトにとるという投手が目標とする最高の試合。ただし相手にとっては、屈辱的なことだ。ノーヒットノーランは、無安打無得点試合。四死球や失策があってもいいのだが完全試合は守っている野手にとってもプレッシャーがかかる。

 日本人完全試合投手は、最近ではもう引退している槇原寛己投手。平成6年の広島戦。長嶋一茂がサードを守り、ウィニングボールは一塁を守っていた現中日監督の落合博満選手だった。相手は広島。6−0の試合。野手の緊張感が伝わってきた。

 昨年の夏、調布北高の1回戦。参考記録ながら原賀投手は5回参考記録ながらノーヒットノーランを記録した。公式戦で力を発揮することは本当に素晴らしい。あのときもドキドキしながらベンチで見ていた。記録を作ることはすごいことだ。

 40歳の快挙は、中高年のおじさんにとっては励みになる。大リーグ最高の右腕ノーランライアンも40歳後半まで160km/hの剛球を投げていた。頭が下がる。

 日本では今巨人の工藤投手が41歳で頑張っている。1月におこなわれた「夢の向こうに」のシンポジウムで工藤投手の野球への取り組みのすごさを感じた。体のケア、トレーニングの仕方は半端ではない。大リーグの2投手も大きな故障を克服して長く活躍した。日本でも村田兆治投手は肘の手術をして40歳まで投げて50歳を超えた今でも140km/hの剛球を投げる。けがをすることで体のケアについてさらに考えることができ、逆に寿命が長くなることがあるのだなと思う。

 このところ少々お疲れ気味のきたさんだが40歳で完全試合を達成したランディー・ジョンソン選手の偉業を励みにパワーをもらって頑張りたい。夏の予選は抽選会が6/19。開会式は7/9だ。いよいよ近づいてきた!

 ランディー・ジョンソンの記事は次のURLを見てください。

 http://www.major.jp/news/wrapup.php?id=2004051911
(2004.05.22)

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